再生可能エネルギー由来電力100%の実現に向けた取り組み ー 米国では 2027 年までに、世界各地では 2030 年までに ー
今後6年間で再生可能エネルギー由来電力の利用を拡大する新しいサステナビリティ目標
TI は、世界各地で再生可能エネルギー由来電力の使用率を 2030 年までに 100% に到達させるという、 新しいサステナビリティ目標を発表しました

テキサス・インスツルメンツ(TI)は、今後6年間で再生可能エネルギー由来電力の利用を拡大する新しいサステナビリティ目標を発表しました。主要なマイルストーンは、2025 年までに 300mm ウエハ製造拠点で100% 、2027 年までに米国の製造拠点で 100% 、2030 年までには世界各地の製造拠点で100% 達成というものです。

現在TIでは、お客様の需要に対応できるように、社内における製造能力の拡充を進めています。新しい目標は、業界をリードする TI の 300mm ウエハ ファブ、および最新の組み立て / テスト拠点で使用する電力をすべて再生可能エネルギー由来電力でまかなうことを目標とします。

「TI の半導体は、お客様が、より小型で、より効率的、そしてより手ごろなテクノロジを開発するうえで重要な役割を果たしています。お客様はこれらのテクノロジを活用することで、電動化、再生可能エネルギー由来電力、エネルギー ストレージ システムを具体化することができます」と、TI のワールドワイド環境安全衛生(ESH)部門バイスプレジデントを務めるHeidi Means は語ります。「これらの短期および中期のエネルギー目標は、環境に及ぼす影響を低減するための TI の積極的な取り組みを継続し、同時にお客様をサポートするための製造能力の拡大を意味します」

TI はこれまでに、拠点内の太陽光発電や電力購入契約 (power purchase agreements:PPA) を含め、複数のエネルギー源を組み合わせて、再生可能エネルギー由来電力の使用率を着実に引き上げてきました。2020 年以降、TI は次のような取り組みを行っています。

  • 再生可能エネルギー由来電力の絶対使用量を毎年継続的に引き上げ
  • 2箇所の組み立て / テスト拠点を含め、フィリピンでの再生可能エネルギー由来電力使用率を100%に引き上げ
  • インドのバンガロールで、TIとしては初となる屋上の太陽光発電設備に投資
  • 米国テキサス州北部で、風力発電および太陽光発電プロジェクトに対する長期のPPA 投資を実施し、65MW を上回る再生可能エネルギー由来電力の供給を開始

 

サステナビリティに対する TI の取り組み

TI は長期間にわたって、天然資源の節約、エネルギー消費量の削減、気候変動に及ぼす悪影響の緩和に注目した、長年にわたる目標やプログラムを実施し、責任ある、そしてサステナブルな製造に取り組んできました。サステナビリティに関するTI の取り組みについて、詳しくは TI.com/citizenship をご覧ください。

 

将来見通しに関する記述の注意事項

本コミュニケーションには、1995 年に成立した民事証券訴訟改革法により規定される法的責任からの免責条件を満たすことを意図した、当社の環境持続可能性目標の達成可能性と影響に関する記述を含む、将来の見通しに関する記述が含まれています。一般的に、これら将来見通しに関する記述は、TI とその経営陣による、「will」 (見込み)、「believes」 (確信する)、「expects」 (期待する)、「anticipates」 (予測する)、「foresees」 (予見する)、「forecasts」 (予期する)、「estimates」 (推定する)、またはその類似語句ら識別できます。同様に、TI の事業戦略、見通し、目的、計画、意図、目標に関する記述は、将来の見通しに関する記述です。将来の見通しに関する記述はいずれも特定のリスクや不確定要素を含む可能性があり、実際の結果が予測と大きくかけ離れる可能性があります。これらの要因に関する詳細な説明については、SEC が保管している 2023 年の年次報告書の Form 10-K に記載されている「risk factors」(リスク要因) の説明をご覧ください。この通知に含まれている「将来の見通しに関する記述」は、この通知を作成した時点で作成したものです。TI は、その後の出来事や状況を反映する目的で、「将来の見通しに関する記述」を更新する義務を負いません。

 

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